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平松さんは、防衛庁防衛研究所研究室長、杏林大学総合政策学部教授等を務められたが、一貫して、中国の東シナ海、南シナ海における動向へ警鐘を鳴らして来られている。
平松さんの本日の講話の要旨は以下のとおり。
▽中国にとっての尖閣諸島とは、東シナ海の西の端に位置し、太平洋進出の楔となる地域であり、この海域の海洋資源の埋蔵量は少ないため、海洋資源が目的ではなく、真の狙いは中国の海洋戦略上、尖閣諸島の占有でなく、それを足がかりとした太平洋進出への航路及び太平洋での作戦海域である沖ノ鳥島北西海域の確保であると述べられた。
▽中国の海洋戦略は、中国共産党100周年となる2020年までに台湾の併合及び第一列島線の制海権を確保し、その後、2050年までに第二次列島線の制海権を確保し、太平洋での作戦基盤の確立であるとする。
▽現在、中国は空母の建設を進めているが、それもこの戦略に基づいたものであり、現在の軍事力から推測した場合、2050年頃までかかるであろうと指摘された。
▽わが国のこれまでを見た場合、日本の防衛には戦略が不在であり、何かが起こらないと行動ができず、全てが、その時々の対応に陥っている。これまで、いくら警鐘を鳴らしても「知らないふり」が続いていたとする。
▽わが国としては、防衛戦略の整備(日本はどうしたいのか)、南西諸島への自衛隊の配置、沖ノ鳥島の戦略的価値を踏まえ、実効支配を明確に示すため施設を建設する。
"— 佐藤正久(さとうまさひさ) オフィシャルページ » » ○ 国防議員連盟勉強会:「尖閣諸島と中国の海洋戦略」 (via ittm)